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オオシオカラトンボ


和名(わめい):オオシオカラトンボ 学名(がくめい):Orthetrum melania

●全長(ぜんちょう):50~60mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):5~11月

●生態(せいたい):平地から山地のため池周辺や農耕地周辺、川沿いなど幅広い環境で見られるトンボの仲間。雄は全身青灰色で成熟すると白い粉を吹く。雌は黄褐色で腹部の先端はは黒褐色。シオカラトンボと間違われるが、本種の方がやや大型で雌雄ともに翅の付け根が黒褐色であることで見分けられる。幼虫(ヤゴ)・成虫共に肉食性で小さな昆虫を食べる。初夏に羽化する。ちょっとした水たまりでも産卵して生存できることから優占種となりやすい。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地のため池や農耕地周辺、川沿いなど広く分布し普通に見られ、個体数も多い。多くのトンボ類が減少する中で環境適応能力の高い本種は増加傾向にある。