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カトリヤンマ


和名(わめい):カトリヤンマ 学名(がくめい):Gynacantha japonica

●全長(ぜんちょう):65~75mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):6~10月

●生態(せいたい):平地から低山地の湖沼や農耕地周辺で見られるヤンマの仲間。頭胸部と腹部先端は黄緑色で腹部は暗褐色~茶褐色に黄色い斑紋が多数ある。雄は頭胸部と腹部前端は水色を帯びる。水田の畦畔やため池などの水底に生息する。幼虫(ヤゴ)・成虫共に肉食性で小さな昆虫を食べる。たそがれ飛翔性で夕暮れや早朝などに活発に動き回る。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地の農耕地周辺やため池などで見られ比較的普通に見られるが、個体数も多くない。主な生息場所である水田など農耕地の水辺環境の悪化で減少しており、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。