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セイヨウミツバチ

和名(わめい):セイヨウミツバチ 学名(がくめい):Apis mellifera

●全長(ぜんちょう):12~20mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):3~12月

●生態(せいたい):平地から山地の草地や農耕地周辺などに生息するミツバチの仲間。ヨーロッパ原産の帰化種。全体的に黒褐色で黄褐色~橙褐色と黒色で胸部は黄色の毛に覆われる。ニホンミツバチと似ているが、本種の方がやや大きく体色も明るいことや翅脈の形状で見分けれれる。名前は腹部の毛と地肌の黒色が縞模様に見えることに由来する。食植性で成虫は花の蜜などを吸う。林内や農耕地周辺などに営巣し、コロニーを形成するほか、養蜂としてもよく利用される。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての草地や農耕地周辺で広く普通に見られる。かつては在来のニホンミツバチと競合するなどの懸念もあったが、近年はオオスズメバチなどスズメバチ類の影響やダニなどの寄生虫症によって共存している。ニホンミツバチと同様、全国的に減少傾向にあり、蜂群崩壊症候群によって場所によっては壊滅的な影響を受けている。原因は不明だが、ネオニコチノイド系の農薬が関与しているとされる。