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サトジガバチ

和名(わめい):サトジガバチ 学名(がくめい):Ammophila vagabunda

●全長(ぜんちょう):20~25mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~10月

●生態(せいたい):平地から山地の農耕地周辺や市街地などに生息するジガバチの仲間。全体的に黒色で腹柄節は細長く、後半から腹部先端部分は橙色。同所的に混生することもあるヤマジガバチとよく似ているが、本種はより小型で胸部背面に縦じわ模様があることで見分けられる。幼虫の餌としてチョウやガなど各種鱗翅類の幼虫を狩る。成虫は花に訪花して蜜を吸う。地面の土中に営巣するほか、人家の隙間や竹筒に営巣することもある。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての農耕地周辺や市街地などで広く普通に見られる。山地沿いに生息するヤマジガバチとはすみ分けているが、山地が多い南河内ではしばしば混生する。