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ニホンイノシシ 危険な哺乳類

●対象種(たいしょうしゅ):ニホンイノシシ

●見られる季節(みられるきせつ):年中

●生態(せいたい):南河内地域ではともに平地から山地にかけて広く分布し、山地沿いや農耕地周辺では普通種。ただし、主に夜行性であるため出会う機会が少ないが、近年は日中に人里や市街地など人の生活圏に下りてきて人と接触する事例も増えてきている。雑食性でミミズなどの小動物を食べたり、畑の農作物を食べに来たりすることからばったり出会うこともある。

●危険度(きけんど):★★★★☆(けっこう危険):身近な哺乳類ではかなり大型な部類でするどい牙を持ち、突進による攻撃で大ケガを負ったり、負傷部位によっては出血多量で命の危険性もある。

●対処方法(たいしょほうほう):基本的に臆病な性格であるため出会っても襲ってくることは少なく、通常はイノシシの方から逃げていく。一方で身の危険を感じたり、大声を出して脅かしたりするとびっくりしたり、逆上して襲ってくることもある。出会った場合は、相手の様子を伺いながら後ずさりし、ゆっくり立ち去る。近づいてくる場合は荷物をおとりにするのも有効。こちらから攻撃したりすると怒らせることになるので絶対にしないこと。

●被害にあったら(攻撃を受けたばあい):連続で攻撃を受けないようにすぐさまその場を立ち去り、怪我の有無などを確認する。重傷の場合は病院へ直行する。その後、近くの警察やその場所の自治体などに連絡する。