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カミキリモドキ・ツチハンミョウ・ハネカクシ(危険なコウチュウ類)

●対象種(たいしょうしゅ):カミキリモドキ類・ツチハンミョウ類・アリガタハネカクシ類

●見られる季節(みられるきせつ):4~9月 夏場に被害が多い 

●生態(せいたい):カミキリモドキ類はカミキリムシに似た種類で普段は葉っぱの上などで生活しているが、夜間に街灯などに集まってくる。アオカミキリモドキが有名。ツチハンミョウ類はずんぐりとした身体の種類で地面を徘徊したり、植物上にいたりする。キュウシュウツチハンミョウが有名。アリガタハネカクシ類はハネカクシの仲間で細長く、赤い体と青みを帯びた黒い翅が特徴。似通った種が多いが、アオバアリガタハネカクシが有名。

●危険度(きけんど):★★★(意外と危険):いずれも有毒種で体内に強力な毒を持つ。襲ってくることはないが、触ると毒を含んだ体液を身体から出し、それが皮膚に付くと火傷のような症状と共に赤く腫れあがり、痛みや痒みが持続する。

●対処方法(たいしょほうほう):襲われることはないので触らなければまず安全だが、飛んでくる場合もあるのでその場合は慌ててつぶしたりせず、息を吹きかけてそっと飛ばすなどして追い払う。

●被害にあったら(どくをうけたばあい):患部を流水できれいに洗った後、かゆみ止めの薬などを塗布して様子を見る。