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ヒキガエルの産卵


在来のカエルの中でも一際大きなヒキガエル。

南河内にはその内ニホンヒキガエルBufo japonicus japonicusが生息しています。


本種は近畿地方以西に分布し、普段は単独で森林内に生息しています。

繁殖期(秋から翌春)には山地から降りてきて、生息地周辺にあるため池や水田などの水辺に集団で集まって繁殖を行います。


産卵は黒い卵が入った透明なひも状の卵のうを産み付けます。

産卵期は生息場所や生息集団によって異なりますが、南河内では主に11~2月ごろにかけて行われることが多いです。 


 【参考文献】 関慎太郎・松井正文(2017).野外観察のための日本産両生類図鑑.緑書房.198pp.