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「アゲハチョウは人に見えないものを見ている」


アゲハチョウはどうやって花を見分けているのかな?

赤、青、黄色、紫などさまざまな色の造花に砂糖水をセットしてアゲハチョウはどの色に集まるか調べた実験があります。すると、アゲハチョウだけは赤い花に集中しました。どうやら赤が好きなようです。

次に花の代わりにダルマ・看板・服をおいてみても集まりました。つまり、赤ならなんでもOKとばかりにひきよせられていきました。




昆虫のなかでアゲハだけが赤が見える

アゲハチョウは、赤い色を識別することができるのです。他の昆虫は、紫、青、緑、黄色までは見えるけれど、赤を識別することはできません。つまりアゲハチョウは、ツツジなどの赤い花を独占することができるというわけです

生き残る能力の高さがうかがえます。そして、なんと人間よりも幅広い色を見分けることができるんですね。




チョウを呼ぼう!

チョウを呼ぶには、花を植えるか、幼虫(イモムシ)が食べる草(食草) を植えるやり方があります。

チョウの大きさがちがうと好きな花もちがいます。意外ですが、花びらの多いバラなどには蜜がないので、チョウはきません。

花を植えるのもいいですが、幼虫が食べる草を植えれば、 チョウが卵を産みにやってきます。

大きなボトルに、食草をさすための水を入れた小さなボトルを入れます。

ペットボトルが大小2本あれば、幼虫かんさつ飼育セットがつくれます。大きなボトルの上のほうにハサミでぐるりと切りこみを入れ、1カ所だけ切らずに残します。小さいボトルに水を入れて中に押しこみ、食草をさせばできあがりです。

大きなボトルに、食草をさすための水を入れた小さなボトルを入れます。