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タイワントビナナフシ


和名(わめい):タイワントビナナフシ 学名(がくめい):Sipyloidea sipylus

●全長(ぜんちょう):70~85mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節(みられるきせつ):10~12月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や農耕地周辺などに生息するナナフシの仲間。全体的に褐色~淡褐色で触角は非常に長く、長い翅を持つ。植食性で各種植物の葉などを食べる。捕まえると擬死(死んだふり)をし、ゴボウのような臭いを放つ。単為生殖で雌だけで繁殖する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林内や農耕地周辺などで見られるが、局所的で個体数も多くない。かつては非常に稀な種であったが、近年は発見例が増えている。観葉植物などについて各地に拡がったとされ、温暖化の影響もあって北上している可能性がある。