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ヤマトシロアリ


和名(わめい):ヤマトシロアリ 学名(がくめい):Reticulitermes speratus

●全長(ぜんちょう):4~15mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ年中

●生態(せいたい):平地から山地の林内で見られるシロアリの仲間。全体的に淡褐色で、職蟻によって大きさは異なる、女王は非常に大きい。数千~数万のコロニーを形成する。植食性で弱った木や枯死木を分解して食べる。時に人家にも侵入し、木製の屋根や柱などを加害することもあるため家屋害虫として扱われるが、イエシロアリのように大きな被害にはならず湿った木材しか侵入しない。5月のGW前後に有翅虫が出現し、結婚飛翔を行う。害虫として扱われる一方で、野外では分解者として重要な役割を担っている。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く分布し、個体数も多い。林内だけでなく、人家に侵入することもある。