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キイロスズメバチ(ケブカスズメバチ)

和名(わめい):キイロスズメバチ 学名(がくめい): Vespa simillima

●全長(ぜんちょう):18~30mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~11月

●生態(せいたい):平地から山地の雑木林や人家周辺などに生息するスズメバチの仲間。正式名称はケブカスズメバチだが、本州以南亜種ではキイロスズメバチとされる。全体的に黒と黄色の縞模様で毛深い。樹上や土中、木の根元など様々な場所に巣を作るほか、人家の軒先や橋桁など人工構造物もたびたび利用する。数千~1万個体の大型コロニーとなり、巣の大きさは時に60cmを越える。幼虫の餌として各種昆虫を狩る。成虫は樹液や花の蜜を吸う。スズメバチ類としては小型だが、非常に凶暴で攻撃性が強いため注意が必要。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く生息し、普通に見られる。近年は市街地に進出することも多く、人家に営巣するなどしてたびたび問題となっている。