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ミヤマクワガタ


和名(わめい):ミヤマクワガタ 学名(がくめい):Lucanus maculifemoratus

●全長(ぜんちょう):25~80mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):6~8月

●生態(せいたい):平地から山地の雑木林などで見られるコガネムシの仲間。雄は頭部にのこぎりのようにギザギザで曲がった大あごを持ち、頭部の下側はえら状に広がるほか、背面に細かい金色の毛が多数あるのが特徴。ほかのクワガタ類同様、雄は個体の変異が大きく、大きな立派な大あごを持つ個体から雌に似た小さな大あごも持つ個体など様々な個体がいる。雌雄ともに光沢のある黒褐色~やや赤みがかった黒褐色で、脚の腿節は赤褐色で腹面には細かい金色の毛が多数生える。植食性で幼虫は腐った朽木などを食べ、成虫は樹液に集まる。クワガタにしては暑さが苦手で初夏に発生し、晩夏にはほとんどいなくなるが、雌は産卵するため秋口まで見られる。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では山地に広く分布するが、個体数は多くない。主な生息場所は雑木林で、標高が高く涼しい場所に多い。