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ヒグラシ

和名(わめい):ヒグラシ 学名(がくめい):Tanna japonensis

●全長(ぜんちょう):30~40mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):6~9月

●生態(せいたい):平地から山地の林内で見られるセミの仲間。全体的に赤みを帯びた褐色で緑色と黒の斑紋がある。翅は透明で縁取りは淡褐色。カナカナカナ・・と非常に高く幽玄な声で鳴き、時に集団で合唱する。夕方に聞くとどこか物悲しく聞こえる。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。山地沿いに多いが、平地沿いでも広く見れ薄暗い寺社仏閣などがあれば市街地でも見かけることもある。その声や姿がなかなか見えないことから秋のセミや夕方のセミのイメージが強いが、6月下旬ごろから発生する夏のセミで、薄暗い場所を好むため夕方のイメージがあるだけで、昼間も普通に鳴く。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地で広く普通に見られるが、薄暗い森林や神社などの場所に多い。

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