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フトマユチズガメ

和名(わめい):フトマユチズガメ 学名(がくめい):Graptemys ouachitensis

●全長(ぜんちょう):15~25cm前後(甲長)

●分布(ぶんぷ):国内未定着

●見られる季節(みられるきせつ):不明

●生態(せいたい):平地や市街地のため池や河川などに生息するとされるヌマガメの仲間。北米原産の外来種。全体的に甲羅は灰褐色~オリーブ色で首や脚などは黒緑色に黄色いラインがいくつも入る。頭部の斑紋が太い緑黄色なのが特徴。雑食性で昆虫や甲殻類、魚類、水草などを食べる。ミシシッピアカミミガメ同様寿命も長いことからペットとしてよく飼育されており、国内に広く流通している。

●珍しさ(めずらしさ):※★★★★★ 南河内地域では2020年10月に石川流域で初めて野外で確認された。国内では未定着であるため誰かが放流したものと考えられる。愛玩動物として広く流通しているため飼育しきれなくなった個体がため池や河川に放流されている可能性がある。ニホンイシガメなど在来のカメ類や周辺生態系に影響をおよぼす可能性があるため要注意外来生物に指定されている。お家で飼育している人は決して野外へは放さず最後まで責任をもって飼ってあげましょう。