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2月 ナナホシテントウ!  春にいちばん早く動き出す成虫!


2月、まだ寒いけど、季節は早春! 

こんなに寒い、まだ春とはいえないような時期に成虫を見つけることがある。 

虫は、暖かくなってから出てくるものなのに、成虫がうろうろしてるなんて! 

でもどうして寒いのに成虫に出会うことができるのか? 


テントウムシを探そう! 

成虫で越冬する甲虫はたくさんいるが、まだ寒い早春に動きまわっているのを見たことがない 。

それにもかからずテントウムシがいるのはどうしてなのか?


虫の越冬の仕方には大きくわけて2つのタイプ! 

①気温が上がらない場所での越冬と、 

②気温が上がる場所での越冬! 

ナナホシテントウは②のタイプ。

△越冬中のナナホシテントウ

 

気温が上がる場所というのは、日光が当たる場所、すなわち日向のこと。 

ナナホシテントウは、日の当たる側の斜面などを好んで越冬場所にするのだ!


みんなも、日の当たる土手などでナナホシテントウを探してみよう!



テントウムシの習性

 “天道虫”という漢字表記が示すとおり、葉や茎の先端に登り、そこから飛ぶ習性がある。日光に含まれる紫外線に向かっているらしい。


早く目覚めたはいいが、食べ物がない! 

こんなに早い時期に目覚めても食べ物がない。どんなに動き回っても、食べることができない。 獲物のアブラムシが出てくるのは早くて3月下旬、それまでは何も食べず、うろうろするだけで、餌と出会うことが出来ない・・・ 


△ナミテントウの幼虫