フクロウの不思議
フクロウは夜に活発に動く夜行性です。
それでは暗闇の中で獲物の位置を知り、どうやって捕まえているのでしょうか。
それは音です。フクロウの耳は上下左右の音を理解することができるのです。
フクロウの耳は正面から見ると、少し上下にずれています。実は、この「ずれ」によってフクロウは上下左右どちらから音が出ているか知ることができ、獲物の場所を正確に把握することができます。
フクロウはめったに見ることが出来ない鳥です。
フクロウ以外の鳥は飛ぶ時に羽音がしますが、フクロウは羽音がほとんどしません。これも獲物に全く気づかれずにひっそりと近づく事ができる秘訣なのです。
フクロウの羽をよく見てみると、細かい切れ目があり、それがあることで音が小さくなります。
それは新幹線のパンタグラフなど様々なところに応用されています。
生きものの体の作りを真似して新しい製品を開発することをバイオミミクリーといいます。
他にもどんなバイオミミクリーがあるか調べてみたらいかがでしょうか。
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