自ら、体の一部を敵に捧げる トカゲ・カナヘビ
トカゲ・カナヘビを捕まえようとして
しっぽが切れたことはありませんか?
なぜ自分で尾を切るのでしょうか?
この2種類のもうひとつの特徴の「切れる尾」
外敵に襲われるなどして命の危険が迫ると、尾の先端部分を自ら切り落とす行動を
とります。
自らの尾を切り離し、そっちの方に敵が気を取られているすきに自分は助かろうという戦略です。(これを「自切」といいます)。
尾には自切面という切れ目があり、そこで切れやすくなっているのです。
おまけ・・・
まばたき観察
つかまえるチャンスがあったらまばたきの様子を観察してみましょう。
まぶたがカナヘビにもトカゲにもありますが、大きくちがうことがわかります。
よーーーく観察すると、カナヘビは下から上に、トカゲは上下して中央部分で閉じます。
舌を観察
トカゲとカナヘビはベロリと舌を出すこともあります。
舌を出すことで空気中のにおい成分などをキャッチして、口の中の器官で確認しているのです。
よく見ると、カナヘビは舌の先が二股に分かれ、トカゲはまっすぐ1本です。
0コメント