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オオムラサキの越冬幼虫を探す



オオムラサキの越冬  

オオムラサキは2齢〜3齢幼虫で越冬します。


①エノキの葉っぱが落ちる11月後半ころから一斉に幹から降りてきて 落ち葉の下に潜り込む。

②エノキの周辺の落ち葉にくっつく  

③エノキの新芽を出す頃まで越冬する  

④越冬中はエサは食べない

写真のような幼虫が葉っぱの裏に!背中の突起が4対(8本)あるのがオオムラサキ!3対はゴマダラチョウ!



一緒に越冬する仲間たち

ゴマダラチョウやヒオドシチョウ、テングチョウも同じように越冬をします。

しかし、一番レアなのはオオムラサキです。

それは、ゴマダラチョウやヒオドシチョウ、テングチョウの方がオオムラサキに比べ

環境適応能力が高い(いろいろな環境を利用できる)からだと言われています。

 オオムラサキは比較的若い、細いエノキを利用する傾向があり、人が管理するような

エノキが大好き!また、オオムラサキは樹液がたくさんある木も必要だからです。


一見すると一緒?

オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫の見分け方


背中の突起(ゴマダラチョウ3対 オオムラサキ4対 )   


探し方

冬場探す・・・ひたすら落ち葉をひっくり返す!それでいてたら見つかる!