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フクロウは目が大きすぎて頭蓋骨に収まらない

 フクロウは夜行性の鳥です。

 夜中でもネズミなどの獲物を探せるということは、真っ暗闇でも目が見えているということです。

フクロウは、夜のわずかな光も取り込めるような特別な目を持っています。

しかも、ほかの鳥より目がずっと大きいのです。あまりに目が大きいので、頭蓋骨の目が

収まる穴に入りきれていません。

そこで、「強膜骨」という特別な骨で、目が動かないよう固定しています。 


頭蓋骨に収まらないけど、首がぐるっと270度回る 

この特別な骨で目を固定することで、眼球をキョロキョロと動かすことができません。

そのかわりに、首がぐるっと270°も回ります。

それでは、「ハンター」とも呼ばれる フクロウは、どのように獲物を見つけ、捕らえるのでしょうか。

その秘密は目だけでなく、特別な耳です。左右でちがう高さにあり、

音の届くタイミングの差から、獲物の居場所を判断します。顔はパラボラアンテナのような形をしていて、音を集めることが出来ます。