鳥の口には歯がない・・・どうやって食べているの?
エサを飲みこむ
鳥はくちばしでエサを見ついばみます。そして、そのまま飲みこみます。
くちばしに歯がな買いの場で、噛み砕くことはできないのです。
それでは、いったいどこでエサを噛み砕くのでしょうか ?
じつは胃で噛み砕いているのです。鳥の胃は、筋肉でおおわれていて厚みがあります。
この特別な胃は、筋胃といいます。
筋胃には小石や砂粒が入っています。なので、エサとその石が胃の中で混ぜあわされて、
エサがすりつぶされるのです。
固いエサを食べる鳥では、筋胃も厚くなります。
例えば、タネを食べるフィンチは筋胃が厚くなります。 柔らかいエサを食べるヒヨドリの筋胃は薄くなります。
フクロウは筋胃をもっていない・・・
フクロウには筋胃がありません。そのため、肉だけ食べて、固い骨や羽はロから吐き出し
ます。この吐き出されたものをペリットといいます。
0コメント