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モクズガニ





河川や河口近くの海岸に生息し、はさみに褐色の毛が生えているのが特徴のカニです。また、一生を海水域と淡水域で過ごすため、優れた浸透圧能力をもっています。 


1,生息域 

河川の上流域から汽水域及び内湾域を中心に日本全国に広く分布します。また、水田などに生息している個体もいます。 


2,形態 

甲羅(こうら)部分には、細かく黒い点々の模様があり、ヒョウ柄のような模様があります。また、雄雌の違いが明白であり、雄は雌に比べると脚が太く、毛が非常に多いです。 


3,食性 動物食を中心とした雑食性です。 


秋には多いときでこれくらいのカニが取れます。産卵のために下っているカニたちです。


4,繁殖生態 成体(親)は河川や湖沼といった淡水域で過ごし、秋から冬に産卵のために海に下ります。

汽水域で繁殖をし、小ガニとなって夏には河川を上ります。このような繁殖方法は、降河回遊型といわれます。