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ヒクイナ


和名(わめい):ヒクイナ 学名(がくめい):Porzana fusca

●全長(ぜんちょう):23cm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):夏鳥または冬鳥

●生態(せいたい):平地から山地の農耕地や河川、ため池などに飛来するクイナの仲間。上面は全体的にオリーブ褐色で、顔からお腹にかけて赤褐色。脚や虹彩も赤い。肉食性で昆虫や両生爬虫類などを捕食する。「キョッキョッキョ」と鳴く。

●珍しさ(めずらしさ):★★★★☆ 南河内地域では夏鳥または冬鳥として主に農耕地周辺に飛来するが、個体数は多くない。近年は生息環境の悪化によって全国的に減少しつつあり、環境省では準絶滅危惧種(NT)、大阪府のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。南河内でもかつては広く分布していたが、生息環境の悪化などで繁殖個体が減少し、越冬個体の飛来が多くなってきていると考えられる。