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オオタカ


●和名(わめい):オオタカ 学名(がくめい)Accipiter gentilis

●全長(ぜんちょう):50~60cm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):留鳥(一年中見られる)または冬鳥(沖縄以南)

●生態(せいたい):平地から山地の森林や農耕地周辺などに生息するタカの仲間。成鳥は全体的に青みがかった灰色でお腹側は白色に横斑がある。白い眉斑が目立つ。幼鳥は全体的に茶褐色。普段はあまり鳴かないが繁殖期には「キーキーキー」と大きな声で鳴く。肉食性で鳥類や小型哺乳類を捕食し、自分より大きなサギ類やタカ類、フクロウ類などを襲うこともある。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では留鳥として平地から山地の森林や農耕地、河川周辺などで見られる。フクロウとならんで里山生態系の代表格で指標にもなる。かつては生息環境の悪化により各地で絶滅が心配されていたが、近年は増加傾向にあるとされる。環境省・大阪府のレッドリストではともに準絶滅危惧種(NT)に指定されている。南河内では姿はよく見るものの依然として希少な鳥類であり、生息環境の保全が必要であると思われる。