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サシバ


●和名(わめい):サシバ 学名(がくめい)Butastur indicus

●全長(ぜんちょう):50cm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):夏鳥(4~10月)または冬鳥(南西諸島)

●生態(せいたい):平地から山地の森林や農耕地周辺に生息するタカの仲間。全体的に茶褐色。虹彩や嘴(くちばし)の基部、足は黄色。喉元に黒褐色の縦斑が目立つ。普段はあまり鳴かないが、繁殖期には「ピックィー」と鳴く。肉食性で主にカエルやヘビなどを両生爬虫類を捕食し、昆虫なども食べる。春と秋には大規模な渡りが各地で見られる。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では夏鳥として平地から山地の森林や農耕地周辺で見られる。近年は営巣環境の悪化や餌となる生き物の減少によって生息地各地で著しく減少している。大阪府レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されている。渡りの時期はタイミングが合えば大集団を見ることができる。数羽から数十羽群れが上昇気流に乗りながら舞い上っていくタカ柱は一見の価値あり。